ヨーロッパで流行のパン
18世紀より貴族達が白いパンを食べ始めた結果、農民達が食べてきたライ麦などの茶色のパンは庶民的なパンとされてきました。その結果つい最近までヨーロッパでは製粉された白いパンを好んで食する傾向がありましたが、近年の健康志向によりカンパーニュなどの田舎パンや昔風のパンが好んで食されてるようになりました。またECの発足と冷凍技術の発達からヨーロッパ各国の特長あるパンが国境を越えて様々な国で製造されるようになり、何所の国でも多様なパンを買えるようになりました。

製造と販売の専門化が進むヨーロッパ
現在ヨーロッパでは昔ながらの製法で、製造から販売まで全てを手作業でおこなっているパン屋さんは、たいへん少なくなっています。それは製パン技術の著しい発達により、優れた製パン専門工房が多数生まれ、それまで地場のパンと同等の風味、種類によってはむしろ優れた商品が製パン専門工房から供給されるようになった為です。今やヨーロッパではパンを販売するお店が独自にパンを作っているとは限らなくなってきました。

美味しいパンは製造専門会社から
製造会社より供給されるパンが主流になった、ヨーロッパの風潮は悪いことではなく、むしろ大量一括の材料仕入れや、大量製造により安価に商品を供給でき、また製パン専門会社は優れた伝統のレシピを忠実に再現し、各地方の特色を出した特殊な形、味のパンを作り出す技術があるため、美味しいパンを皆様に供給することが可能なのです。

フランスでも専門会社による製造が主流
フランスではパン専門店約3万5千店舗のうち、8割以上がすでに販売専門に特化して、製造会社から卸されたパンを、お店で最終焼き上げをして販売するのが主流となっています。パン専門店以外のスーパーなどと併設されているインストアベーカリーや駅のベーカリーショップ3万店もほぼ全てパン製造卸会社の商品を使用しています。

ヨーロッパで流行のパン
フランスでは既に一歩進んで、一般のスーパーでも製パン専門会社が作ったクロワッサンや菓子パンを業務用と同じ冷凍状態で小分けパックで販売されており、一般家庭でも街のパン屋と同じ最終焼き上げをするだけで焼きたてのパンが楽しめるようになっています。

 




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